今回のスタートは阪急伊丹線の稲野駅。駅を降りて地図を見ると、近くに丸い緑の土地を見つけた。古墳だ。となれば、歴史好きとして外すわけには行かない。
到着。こぢんまりとしていて心が安らぐ。階段を登って、祠にお参りする。被葬者は大豪族らしい。お休みのところ大変失礼しました。


古墳の周りを歩いて一周してみる。ほとんど明かりがないため怯えながら歩くと、少し開けたところに出る。街灯の光が木漏れ日のようになり、しばし足を止めて見入る。

古墳の道路向かいには、行基像が立つ。奈良駅前のものが有名だが、こんなところにもあるとは。その影響力と功績に恐れ入る。

しばらく住宅街を歩く。細い道、曲がりくねった道。どれも味があっていい。
新伊丹駅に到着。駅前広場の彫刻が目に止まる。題名は「拳」。「こぶしを振り上げ天に向かって大望を抱き 強く正しく明るく突き進む力をあらわしている」のだそうだ。長く伸びた右腕が、意志の強さをこれでもかと表現している。何かを手に入れようとするには、これくらい手を伸ばさなければならないということなのだろう。

それにしたって、あまりにも長すぎないか?
〔前回の散歩〕